動いているものを、AIで作り直す — WordPressサイトの静的化と、手編集で回していた受付システムのフルスクラッチ書き直し

動いているものを、AIで作り直す。WordPressサイト3本を静的化、受付システムはフルスクラッチで書き直し中。

ざっくり言うと

  • 「作り直したいけど、動いているから触れない」── 古いサイトやシステムの定番の悩み
  • AIで作り直しのコストが大きく下がり、WordPressサイト3本を静的サイトに置き換え済み(このサイト自身もその1つ)
  • 手編集で回していたイベント荷物受付システムも、フルスクラッチで書き直しを進行中

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開発事例(自社・グループで実践) カテゴリ: 既存システムの刷新・レガシー脱却
この事例の骨子
対象
長年動いてきたサイト・システム
(WordPress 3サイト+受付システム)
方式
AIと作り直す
(静的化 / フルスクラッチ再構築)
現在
3サイト移行完了
(受付システムは書き直し進行中)

なぜ、古いまま動き続けてしまうのか

古いWordPress、担当者が手で直し続けている管理画面、作った人がもういないシステム。「そろそろ作り直したい」と思いながら、動いているから触れない ── 多くの会社で同じことが起きています。

理由はシンプルで、作り直しの見積りが高すぎたからです。ゼロから作れば数百万円、移行の手間とリスクもある。それなら騙し騙し使おう、となるのが自然でした。

AIの登場で、この前提が変わりつつあります。既存のシステムをAIに読ませて仕様を起こし、新しい形に書き直す ── この一連の作業のコストが、以前とは桁違いに下がりました。私たち自身がまずそれを実践しています。

実例①: WordPressサイト3本を、静的サイトに置き換え(完了)

当社サイトを含むグループのWordPressサイト3本を、AIと一緒に静的サイト(HTMLのみの構成)へ移行しました。いまご覧いただいているこのサイト自身が、その1つです。

  • 保守の悩みが消える: WordPress本体・プラグインの更新、脆弱性対応、管理画面への攻撃対策 ── 静的化でこれらがほぼ不要になりました
  • 移行の泥仕事はAIが担当: 移行時に発生した死リンク185件・画像パスの不具合55件の洗い出しと修正を、AIで一括処理しました
  • AIが直接ページを直せる体制に: 静的なファイルになったことで、文言修正もページ追加もAIに指示すれば済む運用になりました

実例②: 手編集で回していた受付システムを、フルスクラッチで書き直し(進行中)

グループの荷物保管・搬入サービスでは、大型イベント会場での荷物受付にWebフォームを使っています。長年の運用は、イベントのたびに担当者がHTMLファイルを1枚ずつ手で編集するというもの。受付締切の時刻、受付場所、数十件のイベント一覧、料金表 ── すべてファイルの中に直書きで、編集ミスがそのまま受付ミスにつながりかねない状態でした。

これをAIと一緒に、現代的なWebアプリケーションとしてフルスクラッチで書き直しています。既存のフォームをAIに読ませて仕様を洗い出し、現場が慣れた画面の見た目はそのまま踏襲。イベント情報や料金は画面から登録できる形に変わります。

開発担当より: 作り直しで一番大変なのは、コードを書くことではなく「今の仕様を正確に把握すること」なんです。仕様書がなくても、動いているHTMLやコードをAIに読ませれば仕様の下書きが起こせる。ここがAI時代の作り直しの一番の追い風だと感じています。

学び: 「動いているから触れない」は、前提が変わった

作り直しの最大の壁だった「調査と実装のコスト」をAIが大きく下げたことで、延命と作り直しの損益分岐点が動きました。保守に悩む時間・属人化のリスクまで含めて考えると、「作り直したほうが安い」ケースは以前よりずっと増えています。まず「うちのあのシステム、作り直すとどれくらい?」の見立てからで十分です。

ご注意: 記載の移行実績は自社・グループでの実践です。受付システムの書き直しは進行中のため、完了後の運用実績は順次追記します。作り直しの費用・期間は対象システムの規模により異なります。

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